【保護猫コラム】神奈川県動物愛護センターに行ってきました
「神奈川県動物愛護センター」に行ってきましたので、そのご報告をしたいと思います。
猫を迎えたいご家族をお連れしました
愛猫を虹の橋へ見送ったご家族から、いまいちど猫を飼いたいというご要望があり、センターにお連れしました。
予定では2匹。猫ボラにとっては胸躍るご案内です。
さっそく入った「にゃんルーム」にはエイズキャリアの猫たちが6匹。
みな元気で、とても人馴れしていて、2匹はすでに里親さんが決まっていました。
職員さんに説明を聞き、うちもキャリアっ子で問題ない、この中から2匹…と決まりかけましたが、最後に回ったお部屋のキジトラさんにお膝に乗られてしまってノックアウト。
キャリーケースに入れられて遺棄されていた沙良ちゃん
仮名は「沙良」ちゃん。
この子はキャリーケースに入れられて遺棄されていました。
警察経由でセンターに入所。こんな慣れてる子を遺棄だなんて赦せません。
年齢は不詳、歯石から5~8歳でしょうか。
入所当時、ジャンクフードしか口にせず。良質のフードを食べたことが無かったのでしょうね。
案の定、血液検査の結果は腎臓回りの数値が基準値超え。
ジャンクフードと良質なフードの見分け方
ここでいうジャンクフードとは「主原料」に穀類=小麦、米、とうもろこしなどを用い、肉魚パウダーで香りづけてごまかし、合成着色料等をたんまり混ぜている安価なフードのこと。猫は基本、肉食です。穀物の中にも良い成分はありますが、「主原料」は猫の健康を考えると肉や魚が望ましいですね。
フードパッケージの原材料名を見て、一番最初に穀物名が印刷されていたら、それはおやつにでも回してください。
普段のご飯には、一番最初に「肉」や「魚」の名前があるものをぜひ。
さっそく沙良ちゃんをおうちに連れ帰ってくれた里親さん。
私たちがおすすめした以外のフードを先に買われていて、原材料名の最初に「とうもろこし」とあるのを見て愕然としていました。
これからは成分内容を確かめて、良質なフードを選んでくださるとのこと。
懐っこい沙良ちゃんが健康で長生きしてくれるようにがんばってください。どうぞよろしくお願いいたします。
動物愛護センターの猫たち
神奈川県動物愛護センターには、他にもたくさん可愛い子がいました。
里親さんになってくださる方、ご案内しますので、ぜひ御連絡くださいませ。まずはセンターのホームページを見ていただくのもいいですね。
※里親さんになって頂く前に、申し込み書の記入と、私たちのご自宅訪問が必須となります。
わんにゃんマルシェ実行委員
保護猫ボランティア団体 「キャットセカンドライフ赤い毛糸」代表
神奈川県動物愛護推進員/愛玩動物飼養管理士
神奈川県動物愛護センター 登録ボランティア(譲渡)/キャットシッター(動物取扱業第190216号)