愛犬の避難訓練@茅ヶ崎保健所

9月20日~9月26日は動物愛護週間です。

9月23日に茅ヶ崎保健所で開催された「愛犬の避難訓練」に参加させていただきました。コロナで中止となっていた愛犬との避難訓練、なんと4年ぶりの開催だそうです。

災害時、ペットを飼っているお宅ではどのように対処したらいいのでしょう。環境省ではペットとの同行避難のための準備を日頃から心がけましょうと呼びかけてはいるものの、いざという時に避難所に犬や猫を連れて行っても本当に大丈夫なの?と不安に思っていらっしゃる飼い主さんも多いのではないでしょうか?

ペットの受け入れに関してはそれぞれの自治体、避難所によっても様々です。大きな災害になればなるほど、人命が最優先、動物は後回しになってしまうのは否めません。

でもペットも家族の一員と思っている飼い主さんにしてみればどうにかして一緒に助かりたい、人間も動物も一緒に無事に避難したいと思うのは当然です。実際に過去の災害の時には、飼っている動物を置いていけないという理由で避難をためらう人がいたことも事実です。

では、ペットと一緒に安心して避難するためにはどういった準備が必要なのか、飼い主として心がけておくことは?といった内容のことを保健所の職員の方が詳しくお話ししてくれました。

ペットとの同行避難とは?そのとき考えることは?

ペットとの同行避難のための準備、展示品もたくさん。愛犬を連れてご家族で参加されてる方も多数いらっしゃいました。

実際に避難してきた時と同じように、ワンちゃんたちはケージに入れて指定された場所にいてもらい、飼い主さん同士でどうやってペットとの避難所生活を運営していくのかを、衛生、給仕、情報収集などの観点でディスカッションしてもらいました。いろんな方のさまざまな意見や問題点のあぶり出しにもなり、実際に避難してきた場合の疑似体験にもなったのではないでしょうか。

「同行避難」という言葉は聞いたことがあっても、実際にそれが可能なのか?動物を連れて行ったときにどんなことが懸念されるのか?犬と猫では対処も違うのか?ほかの動物だったら?

動物を飼っている私たち飼い主が防災意識をもって学び、こうした機会に体験してみることは本当に大切だなと痛感しました。

取材ご協力いただいた茅ヶ崎保健所の職員の皆さま、ありがとうございました。

第11回わんにゃんマルシェでペット防災のブースも

今年のわんにゃんマルシェでは茅ヶ崎保健所のペット防災のブースの出展が決定しています。

ペットとの同行避難のためのパネル展示や、実際に準備しておくと便利なグッズの展示。また啓発のためのパンフレットの配布なども予定しております。

近年の災害の多さに防災意識も高まっている中、ペットを飼っている方もこれから飼いたいなと思っている方も、いざという時に慌てないためにもペット防災ブース是非見に来てください。

前の記事

多頭飼育問題 事例2

次の記事

ペットと防災