多頭飼育問題 事例2

令和4年夏、大怪我をしている子猫が居るという事で、Chigasaki Cat’s Protectの代表が現場入りしてみたところ、親猫が3匹の娘猫を産み、その娘猫たちも子猫を産み・・・の室内外自由飼養の多頭飼育崩壊現場でした。

親猫たちの居場所はわかっていても、子猫たちがどこで育てられてるのか、わかっている子は屋根裏部屋。
荷物だらけのお部屋のどこに隠しているのかわからないため、まずは母猫を捕獲。
次に子猫を・・・・という順番で対応。

怪我を負った子は、おそらくハクビシンにやられたんだろうなという傷の状況で、首の周りがベロリと皮がめくれて低体温。
更に、この現場の子猫たちは全員栄養状態が悪く生育不良。月齢に対しての体重が基本的な体重の半分しかありません。
最初は保護要請でしたが、子猫の様子を見てこれは厳しいと判断し、終生飼養施設に全頭収容を依頼。
当初子猫は6匹くらいと言われていましたが、最終的に18匹の子猫が保護されました。

成猫たちは避妊手術を済ませてお世話を続けてもらい、子猫は無事に全頭を保護し、施設へと移動。

整った環境で十分な食事も用意され、安心して過ごせていることと思います。

触れない猫を動物病院に連れて行くことは、確かに難しいです。
とは言え、放置していれば、このようにどんどん増えてしまいます。

この現場の猫たち、全てが黒猫で個体の判別がつかなかったことも対応の難しさに繋がったと思います。

個人での対応が難しい場合には、保健所や保護猫団体に相談するなど、早々に進めていただきたいです。

外でお世話をしている猫が慣れることを待つ方もいますが、その間に繁殖は進んでいきます。
不幸な命を生まないために、できることを速やかに進めていただきたいと感じる出来事でした。

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