【保護犬コラム】元野犬の魅力

野犬は怖くて危険なイメージ?

最近、野犬を保護して里親さんに譲渡するボランティア団体さんが増えています。
野犬と聞くと、怖くて危険なイメージを持ってしまうかもしれません。
元はと言えば、人間に捨てられたり、迷子になったりし、行き場を失い野生化した子たちです。

過酷な環境下で生まれる子犬たち

過酷な環境の中で生まれた野犬の子犬たちの周りには、たくさんの危険があり、生存率はとても低いのです。
そんな危険から守ろうとするボランティアさん達に保護され、兄弟や先住犬達と一緒に暮らすことで、社会性を身に付けた元野犬の子犬達。
その後、里親さんへ譲渡され、家庭犬として暮らせるまでには、人間はもちろん、犬達も頑張って、自分の置かれた環境の中で、一生懸命に生きる幸せを見つけようとします。

人間を信用してもらうことから

人間に怯えていた「元野犬の子犬達」が人間を信用し、信頼関係を築けるようになり、お互いを必要とするようになる。とても素晴らしいことですね。
そして「元野犬の魅力」を知った私たち人間は、この賢い犬を終生大切にしたいと思うようになるはずです。

7匹の子犬を身ごもっていた野犬の「まる子」ちゃん

保健所収容時の様子

保護されたあとの様子

保護されたあと、保護主宅に連れてきてすぐの頃

長い時間をかけて心がほぐれたまる子ちゃん

人間を信用しはじめると、こんなにも表情に変化が現れます。

まる子ちゃんの保健所での様子、
身ごもっていた子どもたちはどうなったのか?
まる子の名前の由来は?

まる子ちゃんについては、まだまだお伝えしたいことがありますので、別のコラムで改めてご紹介しますね。