【保護猫コラム】猫の発情について

猫の発情は日照時間に影響を受け、日照時間が長くなってくる時期に訪れます。
発情期を迎えたメスは、オスを受け入れる体制が整い、交尾直後に排卵し、妊娠となります。

これをネコ化特有の「交尾排卵」といい、発情期に交尾が行われなかった場合、数日から1週間くらいでまた発情の兆候が見られ、数週間から1ヶ月以上続くこともあります。

発情の兆候としては、外にいる猫でも人懐こくなり、お尻を高く上げて体をくねらせます。
そして大きな独特な声で鳴きますので、発情中のメス猫が近所にいたら、不快に思う人も多いことでしょう。

63日の妊娠期間で、3〜5匹程度の子猫を出産し、子猫が2ヶ月程度に成長すると、母猫はまた発情期を迎えることとなります。
そして子猫も早いと4〜5ヶ月くらいで発情期を迎えます。

猫が加害者とならないよう、不幸な命がこれ以上に増えないよう、保護猫団体 Chigasaki Cat’s Protectでは、飼い主不明猫の避妊去勢手術を保健所と協同事業で進めています。