夏の食事
今年は梅雨明けが早く、厳しい暑さが続いていますね。
今回は、そんな暑い夏を乗り切るお勧め食材をお伝えします。
ドライフードが主体のお宅でしたら、夏場はなかなか食が進まないかもしれません。
そんなときには、少しでも口当たりの良い、ウェットフードの併用もお勧めです。
ドライフードは高温で調理されているので、食べ続けることで胃に熱を貯めるとも言われています。
脂肪を蓄えていると熱の発散もしにくくなるので、減量も心がけたいですね。
まずは、おやつやドライフードの量を調整することが早いでしょう。
食材としては、脂肪分の少ない、白身魚、ささみ、大豆製品などがお勧めです。
フードの原材料もラムやサーモン、エビなどの体を温める作用が高い食材は避けましょう。
体の内部から生じた異常な熱を取り除く食材は、レタス、白菜、きゅうり、セロリ、にがうり、もやし、スイカ、豆腐、豚肉などです。
暑い時期は、循環器にも負担がかかるので、血液循環の改善に役立つ、オメガ3の豊富なオイル、例えば亜麻仁油、魚油などを取り入れるのも良いですね。
鶏のハツやホタテなどの貝類は、タウリンが豊富な点でお勧めです。
疲労回復にも役立ちますし、心臓の働きには必要なアミノ酸です。
食材は身近なものから取り入れてみてください。
中山動物病院(茅ヶ崎市)非常勤
わんにゃんマルシェ実行委員
獣医保健ソーシャルワーク協会幹事
保護猫団体 Chigasaki Cat’s Protect 副代表
Aroma Space Nico ペットのためのホリスティックケア講座 講師
メールマガジン「獣医が勧める犬猫さんの養生法 5Days講座」発行
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