ペットのための防災準備
今年の新年早々、能登半島で大きな地震が発生。その後も日本各地で大小の地震が続いています。
万が一の大地震に備えていろんな準備をされているお宅も多いと思いますが、大切な家族であるペットたちの防災準備は十分にされているでしょうか?
以前、海岸地区まちぢから協議会防災安全部会主催の「災害発生時のペットたち」をテーマとした会議に参加させていただき、被災経験からの命を守る行動の大切さと同時に、ペット飼養世帯数が多い茅ヶ崎市での問題点を改めて痛感しました。
私たちの暮らす茅ヶ崎市では、台風時の川の氾濫、地震や津波の影響、住宅密集地域でのクラスター火災など、さまざまな災害に影響を受ける地域が多いと考えられます。
万が一災害時に避難が必要となった場合、茅ヶ崎市ではペットとの同行避難を推奨されています。しかし避難所でのペットの受け入れ態勢はまだまだ十分なものではありません。現状は、私たち飼い主一人一人が自分のペットのための災害対策を考えておかねばならないのです。
「安心してペットと避難できる茅ケ崎市に!」、今「まちぢから協議会防災安全部会ペットグループ」はそのための活動を行っています。
5月17日(金)10:00~12:00 海岸コミュニティセンター大会議室にて
「ペットとの同行避難を考える」意見交換会が開催され参加者さんを募集中です。動物を飼っている皆さんはこの機会に自分事として、ペット防災の具体的な対策を考えてみてはいかがでしょう。
わんにゃんマルシェスタッフも意見交換会に参加させていただき、皆さんのご意見をコラムに反映できたらと考えております。
中山動物病院(茅ヶ崎市)非常勤
わんにゃんマルシェ実行委員
獣医保健ソーシャルワーク協会幹事
保護猫団体 Chigasaki Cat’s Protect 副代表
Aroma Space Nico ペットのためのホリスティックケア講座 講師
メールマガジン「獣医が勧める犬猫さんの養生法 5Days講座」発行
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